生き方のお手本
生き方のお手本を探しながら生きるのは楽
周りの人と違う生き方をすると失敗する確率が高くなるから出来るだけ同じ生き方をしたい
吊り橋を叩いて渡るような
慎重な私
だからこそ敷かれたレールをおとなしく渡って
楽に生きるために勉強をしてきた
勉強ってすれば成績になって
やればやるほど上がるから
私にとってはすごく楽だった
要領は決して良くなかったけど
じっくり長い時間やった
多分周りの成績の良い友達の2倍3倍勉強したと思う
そうしたら結果になって
志望校に合格したけど
結果乏しくて
部活動も要領の良い友達に囲まれてわたしは上手くいかなくて
逃げ続けて
レールに従ってそれから外れた瞬間にわたしは逃げるようになった
最初から生き方のお手本なんて見ずに
いわゆる高学歴は大手に入社できるなんていう経験したことのない人が広めた常識のようなものが私の生き方のレールになって
それが目的駅になってしまった
終点がどこか分からないのに
ただ進む電車のように
降りる位置は決まってないけど
いつ降りてもちゃんと家に帰れる
家から半径10キロを回り続ける終点のない電車のような生き方
21年間わたしはこうやって生きてきたけど
22年目にやっと終点に向かって走る電車に乗れるみたい
生き方のお手本なんて探さなくていいよね